毒霧噴射!永田がマイバッハに先制“口撃”

2014年04月16日 16時00分

襲撃してきたマイバッハ(右)に青い毒霧を噴射した永田

 ノア20日の名古屋大会でV3戦に臨むGHCヘビー級王者・永田裕志(45=新日本プロレス)が14日、挑戦者・マイバッハ谷口(37)に先制打を放った。調印式で襲撃を受けた永田は、秘技・ブルーミスト(毒霧)で撃退。ノア完全制圧に王手をかけ意気揚々のミスターは、新日プロのタイ遠征(5月10、11日)でGHC戦を強行するプランをぶち上げた。

 

 新日プロ台湾遠征から帰国した翌日のこの日、永田は休む間もなく調印式に出席。ミスターがマイバッハに襲われ醜態…で関係者の予想も大方一致し、会見場には妙な緊張感が充満した。

 

 だが過去3度も立て続けに超危暴軍の襲撃を受けたミスターにも、学習能力はあった。案の定遅れて登場し突進してきた挑戦者の刺股攻撃を食い止めると、何とブルーミストを噴射。青く塗り漬されたマイバッハの顔面を調印書に押し付け、サイン代わりの“仮面拓”をとることに成功した。

 

 神聖な調印式で大の大人が2人揃って何をやっているのかはともかく、テロ行為を返り討ちにしたミスターはご満悦の表情だ。「俺もバカじゃねえし、どうせまともな会見になるなんて思ってもなかったからね。今の毒霧にも、毒エキスが入ってる。30分以内に洗い流さないと、失明のおそれがあるかもよ。へっへへ」と勝ち誇った。

 

 マイバッハには昨年のグローバルリーグ戦で土をつけられている。ノアで唯一借りがある相手を手玉にとったことで、永田は今度こその「完全制圧」を確信。早くも次なる野望としてGHC防衛ロードのグローバル化に目を向け始めている。

 

 くしくもホームの新日プロは海外戦略拡大の真っただ中。台湾遠征では小島聡がNWA世界ヘビー級王座、石井智宏がNEVER王座の防衛戦を行った。また5月の米国遠征ではIWGPヘビー級王座戦の開催も決定している。そこで同時期のタイ遠征参加が決まっている永田は「米国がIWGPなら、タイの目玉はGHCだな。ノアのヤツらに、タイまで取り返しに来させようか」と豪語。絶好調のミスターがベルトを人質に、ノアを手玉に取り始めた。