秋山 「カーニバル決勝は曙と88歳対決だ」

2014年04月15日 16時00分

潮﨑に強烈なエルボーを放つ秋山(右)。顔写真は曙

 横綱は不滅だ。全日本プロレスの秋山準(44)が14日、3冠ヘビー級王者の曙(44)に緊急エールを送った。曙は体調不良のまま「チャンピオン・カーニバル」に強行出場して批判を浴びているが、秋山は「3冠王者の責任感をすごく感じる」と曙の決断を後押し。さらに「決勝で会おう」と優勝戦(27日、大阪・ボディメーカーコロシアム)での再会を呼び掛け、窮地の曙を激励した。

 

 苦悩の横綱に心強い援軍が現れた。秋山だ。「俺も体調は万全のほうがいいとは思った。でも3冠王者としての責任があり、本人が決めたこと。その責任感はすごい。3冠王者は体の強さだけじゃない。精神力もすごいと思った」と、秋山は今回の件で曙を改めて見直したという。

 

 シリーズ前に肺炎で3週間も入院していた曙は完治しないまま、12日に強行復帰。王者としての使命感に燃えるが体調不良は明白で、諏訪魔(37)から「頼むから休んでほしい。3冠王者は常に100点以上の試合をしなきゃいけない」と欠場勧告を受けるなど、批判にさらされている。諏訪魔の主張は正論だろうが、秋山の見方も的を射ている。曙の強行出場に関しては賛否両論あるが、論客・秋山のひと言で横綱への逆風はシャットアウトされるだろう。

 

 さらにカーニバル連覇を狙う秋山は「横綱とは同じ年だし、勝敗は抜きにますますやりたくなった。若いヤツらがどんどん出てきているけど、横綱とやりたい」と優勝戦での“88歳対決”を熱望。Bブロックの秋山には潮﨑豪(32)、Aブロックの曙には諏訪魔という下の世代の難敵がいる。「俺は潮﨑、横綱は諏訪魔。今の全日本のトップをお互いが叩いて決勝で会おう」

 

 曙に熱いエールを送った秋山はこの日の仙台大会で潮﨑との前哨戦に出陣。潮﨑をエルボー弾で蹴散らすと、最後は潮﨑のパートナーの鈴木鼓太郎をエクスプロイダーでKOし、27日大阪大会で直接対決する潮﨑に強烈な先制パンチを放った。秋山の出撃態勢は万全。あとは曙を待つだけだ。