藤田、小川のOF砲がバラバラのまま初勝利

2014年04月06日 16時00分

アーツとセフォーに攻められる小川に業をにやしてキックを見舞う藤田

 IGFのMMA路線の第1弾「INOKI GENOME FIGHT 1」が5日、東京・両国国技館で開催され、プロレスルールのタッグ戦で藤田和之と小川直也の“OF砲”が初結成。再三仲間割れを繰り返しつつ元K―1戦士のピーター・アーツ、レイ・セフォー組を粉砕するも、両雄の思いはどこまでもスレ違いの平行線のままだ。

 

 バラバラに入場した藤田と小川は目も合わさず、敵陣にいるアーツとセフォーを見据える。藤田は先発を買って出ようとする小川を「下がれっ!」と一喝しつつコーナーに押し込み、アーツと対峙。早くも仲間割れムード満載だ。


 今度は小川が藤田を下げアーツとの対戦に意気込むが、藤田は小川を突き飛ばし、気がつけばアーツとセフォーを無視して場外で殴り合い。慌てて藤田が、小川の体をリングに押し上げると、今度はアーツとセフォーが2人がかりで小川を蹴りまくる。まるで3対1のハンディ戦だ。藤田はアーツにドロップキック、セフォーをボディスラムで叩きつけ、ようやくタッグ戦らしくなってきたが、今度は小川へパンチが誤爆…。


 一瞬、藤田に殺意を覚えた小川だったが、グッとこらえて試合を元に戻し、藤田と初の合体技・ダブルのブレーンバスターでアーツを叩きつけ、藤田の「行けっ!」の指示を受けると、従順にロープへ走り、ランニング式のSTOでセフォーを叩きつけて3カウントを奪った。


 OF砲の初勝利に高々と手を上げた小川だったが、その時、藤田はさっさと控室へ。藤田は「何もない。あとは小川に聞け。あとサイモン(ケリー猪木取締役)、ちゃんと条件はのんだからな。(石井慧と)やらせろよ」と、あくまで石井との再戦条件として、小川とのタッグ結成を受けたことを強調した。


 一方の小川は藤田の会見欠席を非難しつつも「まあ、最初はこんなもんだ。何度もタッグを組み、試合数をこなしていくうちに形になっていく。橋本(真也)さんとOH砲もそうだった。タッグは経験が大事」。


 OF砲がタッグ経験を積むにはIGFの試合数では少なすぎる上、2人とも残る現役生活の時間が少ないのもネックとなりそうだ。