東京女子プロレスは17日、来年1月4日に後楽園ホールで開催する「東京女子プロレス’21」の会見を行った。

 会見には一部を除く全カードの出場選手が登場。メインではプリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカに同期の辰巳リカが挑戦する。

 試合に向け、辰巳は「7年前、ユカちゃんから『一緒にプロレスやろう』と言われて入ったのがきっかけで、レスラーになりました。そのユカちゃんは東京女子の王者に君臨して魔法少女のキャラクターで戦っているけど、試合中には怖いオーラをまとっているのを感じていて、それあ不動明王みたいだなって…。そんな坂崎ユカを倒すため、辰巳リカは竜神になります」と意気込んだ。

 坂崎は「え、不動明王に見えてるの?」と驚きつつ「リカとは一緒にプロレス人生をスタートしたけど、人生はうまくいくこともいかないこともあって、違う道を歩いて7、8年がたったんですけど、互いにぼーっと歩いてきたわけじゃない。その間、何を考えて感じて生きてきたかを1・4後楽園で見せたい。こういう人生を歩んできたっていうのを表現したいです」と厳しい表情を見せた。

 イッテンヨン決戦に向け「正月はこたつで過ごして、ミカンを食べます」(坂崎)、「私はヨーグルトと納豆を食べます」(辰巳)。とともに寝正月でエネルギー充填を誓った同期対決の行方や、いかに。