“邪道”大仁田厚(56)が25日、神奈川・茅ヶ崎市の特別観光大使でゆるキャラの「えぼし麻呂」の電流爆破マッチ初挑戦を明言した。

 電流爆破マッチが、ゆるキャラを巻き込んだ新時代に突入しそうだ。大仁田は今年11月3日のグランメッセ熊本大会で、日本を代表するゆるキャラの「くまモン」の参戦を画策中。これを契機として大仁田は、各地のご当地キャラを爆破マッチのマットに上げるプランを明かしている。ゆるキャラにははた迷惑な話だが、大仁田の行動は早かった。

 次回の爆破マッチは5月4日の神奈川・茅ヶ崎青果市場大会。さっそく大仁田は茅ヶ崎市の人気観光地「えぼし岩」に上陸し、えぼし麻呂と合流。「かわいいなあ」などとヨイショしまくり、親交を深めた。

 そして大仁田は「えぼし麻呂、電流爆破、決定じゃ!!」と一方的に宣言。あいにく、えぼし麻呂の表情に変化はなく、同意したかどうかも分からなかったが…。ただ、ツーショットを実現させたからには、手段を選ばず爆破リングに引きずり込むのが邪道流。えぼし麻呂が、禁断の爆破マッチに踏み込む「ゆるキャラ第1号」となる可能性は十分にある。

 また、大仁田は「とんこつ大花火」(3・21博多)で“爆死”しながらも、悔しさを爆発させた藤原喜明組長(64)に「納得できないなら茅ヶ崎に来い。ジジイ、今度は息の根を止めてやる」と呼びかけた。大仁田も相手を「ジジイ」と呼べる年齢ではなくなりつつあるが、邪道魂は健在だ。