〝邪道〟大仁田厚(63)が、今度はお笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(43)にシングルマッチを要求だ。2人の因縁が深まったのは8月27日のDDT東京・としまえん大会。路上電流爆破戦に特別立会人として参加したクロちゃんが試合に介入し、「こいつは邪道でも不死鳥でも何でもない。ただのクソヤローだ!」と侮辱の言葉を浴びせた。

 大仁田はその試合でクロちゃんに電流爆破バットを炸裂させた上で試合での対戦を要求。これにカポエイラとアロマオイルの使い手として知られるクロちゃんは「戦わないしん」と拒否した上にSNS上で「嘘つき引退詐欺野郎だしん」「ヒザの裏を洗って待っとけだしん」と挑発を続けた。

 いよいよ堪忍袋の緒が切れた邪道は「あいつはプロレスを、電流爆破をなめてるんじゃ。制裁する。改めて1対1で勝負を要求する! 外から来た芸人がチョロチョロしやがって!」と声を震わせながら宣言。8月の路上爆破を中継した「ABEMA」に「今年の汚れは今年のうちにっていうだろ? 今年中にクロちゃんとシングルマッチを組め」と求めた。

 11月29日には空中時限爆弾で話題となった爆破甲子園(神奈川・鶴見)でノアの杉浦貴(50)組に敗れて再戦要求したばかりだが、各方面に攻撃の刃を向けるのは邪道の常とう手段。ピアノ演奏が趣味で「戦場のメリークリスマス」が得意のクロちゃんは、その音色を聖夜に奏でることはできないかもしれない。