ドラゴンゲートの和歌山県立体育館大会(16日)で、ツインゲート統一タッグ王者の鷹木信悟(31)、戸澤陽(28)組が「マッド・ブランキー(MB)」の土井成樹(33)、B×Bハルク(33)組の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

 王者組は20分過ぎから極悪非道・MB軍のセコンド介入を許し大苦戦を強いられた。孤立した戸澤が集中砲火を浴び、土井のバカタレスライディングキックとハルクのファーストフラッシュ(変型トラースキック)同時発射のエジキとなる。

 それでも鷹木の間一髪のカットで救われた戸澤は、ハルクに投げ捨てジャーマンを決めて逆襲ののろし。最後は巌鬼(変型ダブルニーアタック)から十八番のパッケージジャーマンを炸裂させ逆転勝利を収めた。

 会心の防衛を果たした王者組とは対照的にMB軍には亀裂が走る。「あんたがもっとしっかりやってくれれば俺は負けなかった」と責任転嫁するハルクに対し土井が「ふざけるのもええ加減にせえ」と襲撃し仲間割れ。Kzyの仲裁で事なきを得たものの、大きなしこりが残ってしまった。