71歳グレート小鹿が日本最高齢チャンピオンに

2014年03月14日 14時20分

日本最高齢のチャンピオンに輝いた小鹿。左はウインガー

 フリーダムズ13日の東京・後楽園ホール大会でグレート小鹿(71)がジ・ウインガー(年齢非公開)をパートナーにKFCタッグ王座争奪リーグ戦で優勝。力道山直弟子の意地を見せつけ、ギネス申請も夢ではない日本最高齢チャンピオンに輝いた。

 

 第1試合のトーナメント準決勝で神威、SUSUMU組を粉砕して勢いづく小鹿組はメーンの決勝戦でV最有力候補の佐々木貴、高岩竜一組と対決。パワーの差は圧倒的だったが、小鹿は佐々木の顔面をかきむしり、顔面をアイアンクローでわしづかみにする奥の手“鹿の爪”まで駆使して必死に抵抗。さらにはドラゴンスクリューからの足4の字固めというハイカラな攻撃で場内を驚かせた。

 

 高岩が軽量のウインガーを捕らえ、3発目のもちつきボムで叩きつけようとした瞬間、小鹿が絶妙なタックルをかまし、体勢を崩した高岩をウインガーがクルリと丸め込んで3カウント。“省エネコンビ”とやゆされた小鹿とウインガーが初代王者の栄冠を手にした。

 

 小鹿がタッグ王座を巻くのは1981年5月にエリック兄弟(ケビン&デビッド)に敗れて王座転落したアジアタッグ王座(パートナーは大熊元司)以来、約33年ぶり。 歓喜の小鹿は赤いチャンピオンベルトに口づけした後、腰に巻き四方八方にポーズを取っていたが、その時すでにリングの撤収作業が始まっており、追い出されるようにリングを降りた。

 

 それでも感無量の小鹿は「71歳11か月…。まさかこの年になってチャンピオンになれるとは。オイラが頑張ることで、団塊世代の星になりたい」とシンミリ。ちなみに1942年生まれの小鹿は団塊世代ではない。