デビュー10周年を機に6・1後楽園決戦で引退する夏樹☆たいよう(29)が、スターダムの9日、新木場大会で“舎弟”の世Ⅳ虎(20)と火花を散らした。

 夏樹は16日の後楽園大会で世Ⅳ虎と現役最後の一騎打ちに出撃する。この日は世Ⅳ虎とのヤンキーコンビ「川崎葛飾最強伝説(カワカツ)」を結成して安川惡斗(27)、宝城カイリ(25)組とメーンで対戦。連係術も冴え、最後は夏樹がレッグクラッチ式スープレックスで宝城を沈めた。

 試合後、世Ⅳ虎に「親分のメモリアルマッチにするつもりは一切ありません」と絶対的な上下関係を感じさせる丁寧語で喧嘩を売られた夏樹は「カワカツの集大成。手加減は一切しない」。仁義なき女バトルへ戦闘モードに入った。