〝世界の16文〟として一時代を築いた不世出の名レスラーで全日本プロレス創設者の故ジャイアント馬場さん(享年61)をしのぶ「ジャイアント馬場23回忌追善興行」(2021年2月4日、後楽園ホール)に参戦する第1弾出場選手が12日、発表された。

 同大会は全日本プロレスの和田京平名誉レフェリー(65)と木原文人リングアナウンサー(54)がプロデューサーを務める。1982年の同日には馬場さんが東京体育館で新日本プロレスから移籍したばかりの〝不沈艦〟スタン・ハンセン(71)とPWFヘビー級選手権(両者反則で馬場さんの防衛)で初対決した記念すべき日。大会ポスター(写真)は「馬場対ハンセン記念日」をテーマにデザインされている。

 この日発表された決定した第1弾参加選手は、全日本プロレスの重鎮・渕正信(66)、不死身のグレート小鹿大日本プロレス会長(78)、さらにボランティアレスラーでコーヒーソムリエの〝邪道〟こと大仁田厚(63)、サムライ・越中詩郎(62)、火の玉小僧・菊地毅(55)、悲しき中年・井上雅央(50)の6選手。いずれも全日本出身で馬場さんとゆかりの深い選手ばかりだ。

参加選手とカードは今後も決定次第、随時発表される。