ゼロワン3・31新木場大会の夏樹☆たいよう戦で引退する女子高生ファイター・夕陽(18)は、3・16後楽園決戦で安川惡斗が持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦することが決定した。高校卒業と同時にリングを去る夕陽は「今までベルトを取ったことがないんで、ひとつベルトを取って終わりたい」と決意を明かした。

 初戴冠を果たしても、引退するためベルトは返上となる。だが、夕陽は「取ったという事実は残る。歴史に名前を残したいんです」と熱い思いを告白。“ゆずポン”こと愛川ゆず季が価値を高めた白いベルトを、プロレスの“卒業証書”にするハラだ。

 また、ゼロワン3・9後楽園大会ではJWP王者の中島安里紗戦、同3・13新木場大会は夕陽対華名戦のみのワンマッチ興行、同3・30靖国神社大会では女王・里村明衣子戦という、キャリア2年の選手にしてみれば異例となる最高の花道が用意された。

「最後まで試合を組んでいただき、いろんな選手とシングル戦ができて思い残すことはないでしょう。でも、やっぱりタイトルを取って完全燃焼したい」。夕陽の最後の勝負が始まる。