【東京女子】瑞希が鬼滅キャラに刺激受け発奮「団体の顔になる!」

2020年11月04日 20時09分

頂点を目指す瑞希

 東京女子プロレスの瑞希(25)が年間最大興行で飛躍の時を迎える。

 7日の東京ドームシティホール大会ではプリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカに挑戦する。ユニット「マジカルシュガーラビッツ」のパートナーでもある王者への挑戦権は、8月にトーナメント「東京プリンセスカップ」を連覇して手にした。

 だがタイトル戦での激突が決まってからも「今までに感じたことがない感情がありました。対戦する想像ができなくなっていた」と明かす。

 2012年12月に他団体でデビューし、17年4月から東京女子のリングに上がる。参戦当初、最初の目標にしたのが坂崎だった。「この人を超えたいと思って一生、対角にいてほしいと思った」。その後タッグを組むようになり、2人でベルトを獲得。相思相愛のパートナーになった。

 私生活でも「今日の髪形どうしよう?」「何を食べようか?」と細かいことまで相談に乗ってくれる。試合でパワーに押されることがコンプレックスに感じていた時も、坂崎は「そこで踏ん張るところがいいところなんだよ」と助言してくれた。瑞希は「自分のコプレックスをコンプレックスじゃないと言ってくれたのがうれしかった」と振り返る。

 これまでシングル王座の戴冠実績はなく、坂崎にもシングル未勝利だ。「自分も(挑戦したい)と言えなかったのは隣にいて強さを知っていたから。どこかで私より余裕があると感じると、焦りを感じてしまう。それにベルトを持つには、強さの他にも必要な部分がたくさんあるなって。団体の顔になるし、人としての器の大きさとか。自分は見合うのかな?と思う部分が多くて…」

 だが今は違う。10月17日新木場大会の6人タッグ戦で前哨対決し、さまざまな感情が吹っ切れた。「もっと自分らしく戦って、がむしゃらにぶつけないと超えることができないと思う。ナヨナヨ不安に思っていても超えられないなって」という気持ちになった。

 先日、人気マンガ原作の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を公開初日に鑑賞した。一番心に響いたのが、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)というキャラだ。「心が真っすぐで、立ち向かっていく姿が格好よかった。何でも真っすぐに突き進む姿は自分にないので憧れるなって。猪突猛進ですね」と語る。

「私は生え抜きじゃないけど、大好きな団体のベルトは巻きたいなって。団体の顔になる自信? あります! 自信がないとダメだから。ベルトを取りたいというのも一番ですけど、ユカさんを超えたいというのも一番。大きな自信につながると思う」

 もう後ろは振り向かない。猪突猛進。アイドルレスラーが頂点に立つ。