日米マットで活躍したトレイシー・スマザーズさん死去 IWAジャパン浅野会長「早すぎますよ」と号泣

2020年10月29日 16時26分

亡くなったトレイシー・スマザーズさん(1988年撮影)

 WWF(現WWE)、新日本プロレス、IWAジャパンなどで活躍したトレイシー・スマザーズさんが28日(日本時間29日)に米国内で亡くなった。WWEが公式サイトで発表した。58歳だった。死因は発表されていない。

 米国ジョージア州アトランタ出身のスマザーズさんは、1982年にプロレスデビュー。スティーブ・アームストロングとサザン・ボーイズを結成して活躍。90年にはヤング・ピストルズに改名してWCWに参戦、USタッグ王座を獲得した。その後はWWFやECWなどの有力団体に参戦した。

 親日家としても知られており、88年にはサザン・ボーイズとして新日本に初来日。89年4月にはアントニオ猪木とのシングル戦も実現した。その後は全日本プロレス、W★ING、IWAジャパン、FMWにも参戦している。

 17年11月23日にIWAジャパンの佐藤淳一レフェリー引退記念興行(横浜ラジアントホール)に出場し、ダグ・ギルバート(51)とのコンビでザ・グレート・カブキ(72)、井上雅央(50)組と対戦したのが、日本最後の試合となった。

 長年、IWAジャパンにスマザーズさんを招聘して、結果的には最後の試合にも立ち会った浅野起州IWAジャパン会長(68)は号泣しながら「気持ちのいい若者だったのに残念です。まだ58歳でしょ。早すぎますよ。心から冥福をお祈りいたします…」と追悼の意を表していた。