フリーダムズの「KFCタッグ王座争奪リーグ戦」にジ・ウインガー(40)とのタッグで出場中のグレート小鹿(71)が、13日の東京・新木場大会で行われたバラモン兄弟との公式戦でレフェリー暴行の末に反則負け。これで夢の全勝Vが消え、日本人最高齢の王座奪取記録でギネス申請という野望に黄信号が点灯した。

 この日はTBS系の深夜バラエティー番組「午前零時の岡村隆史」が小鹿を単独取材するとあって、試合前にリングアナから「いつもより大きめの声で小鹿コールをお願いします」と観客席に異例のお願い。大小鹿コールとともにリングインした小鹿は上機嫌で大暴れした。

 だがバラモン兄弟に交通標識で脳天を殴られると激高。イスを振り下ろし、さらにイスを兄弟めがけて放り投げたところ、これがレフェリーを直撃。ただちに小鹿の反則負けが宣告された。

 これで全勝街道はストップ。夢のタッグ王座も遠のいたとあり、怒り心頭の小鹿は「おいバラモン…もといバカモン! 今度はギャフンと言わせてやるからな」とマイクで絶叫した。