崖のふちプロレス・松本都(28)の「打倒性悪王ロード」が大阪で幕を開ける。首都圏以外で初の興行となる大阪大会(3月16日、大阪・港区民センター)が正式決定した。
松本の対戦相手は宿敵・鈴木みのる(45)と同じパンクラスMISSIONに所属し、みのるの後輩に当たる冨宅飛駈(45)。昨年5月の一騎打ちの際、法外なギャラを要求され、ヒモのように振る舞われた揚げ句、アッサリ捨てられたみのるへの報復を想定したマッチメークであることは明らかだ。
「みのるさんに私は人生を狂わされた。みのるさんと関わったことで落ちるところまで落ちたけど、また崖を上ってきた。絶対にリベンジします。冨宅さんに勝ってまた、みのるさんを引きずり出します!」
崖のふちでは試合ごとにユニークなルールを採用している。冨宅戦のルールは未定だが、松本は「相手の土俵に乗ってやりましょう。パンクラスルールで受けて立ちますよ」とほとんど縁のない格闘技対決を熱望。「冨宅さんは女性と戦う時は笑いが多い試合をやる。そんなところは一切、出せない。マウント取ってボコボコにしちゃいます」と大胆不敵に挑発した。
2012年5月にはパンクラスMISSIONの佐藤光留とも対戦しており、3人が所属する同組織の全員と戦うことになる。「これでパンクラス完全制圧です。最後は大将のみのるさんが出てこなきゃいけないでしょう」と改めて再戦をアピールする松本。キズモノにされた女の復讐劇から目が離せない。