棚橋 IC王座防衛したら「NJCボイコット」

2014年02月08日 16時00分

春の本場所ボイコットを予告した棚橋

 新日本プロレス9日の広島大会で中邑真輔(33)との初防衛戦に臨むIWGPインターコンチネンタル(IC)王者・棚橋弘至(37)が7日、爆弾を投下した。王座防衛に成功した場合は「NEW JAPAN CUP」(3・15後楽園ホールで開幕)のボイコットを早々と予告。IWGPヘビー級王座への挑戦権がかかるトーナメントに、IC王者が出る必要はなしとの見方を示した。

 

 

 通算戦績6勝6敗1分けで迎える中邑との広島決戦。前王者のリターンマッチを受けて立つ棚橋は「ドームから王者と挑戦者の立場は変わったけど、テンションは変わってない。最高の相手だし、広島を去年以上に盛り上げます」と防衛に自信をのぞかせた。

 

 今年の1・4東京ドーム大会で棚橋と中邑のIC戦は、ファン投票でもう一つのダブルメーン・IWGP戦を押しのけ最終試合に選ばれた。IC王座は今やIWGPと並ぶ2大看板となったことに異論の余地はない。

 

 それだけに棚橋は、今後の防衛ロードもIWGPとは完全に一線を画す意向だ。3月には優勝者にIWGP挑戦権が与えられる「NJC」が開催されるが、不出場の意向を明かす。「(ICは)IWGPと同等。IWGP王者が出ないですけど、なら今年はIC王者も出ない。ボイコットですよ。分かりやすいでしょ? 中邑も(同じ立場なら)それを望んでいると思う」

 

 NJCには昨年までIC王者も参戦してきた。2012年には当時のIC王者・後藤洋央紀が制覇。ベルトを保持したまま挑戦者としてIWGP戦に敗れてしまった黒歴史もある。だがドーム決戦で両王者の立場が同等以上のものとなった以上、“IWGP挑戦者決定トーナメント”の舞台にIC王者が出て行く必要はないというのだ。

 

 昨年10月にもIWGP戦線からの無期限撤退を宣言していた棚橋だが、その事情を差し引いても今回のボイコット予告には大義名分がある。もちろん我を貫き通すためにはベルトが不可欠。さらなる独自路線確立の野望を胸に、棚橋が中邑を返り討ちにする。