女子プロレス「シードリング」20日の東京・新木場1stRING大会でタッグを結成する〝最恐スイーツ女子〟こと世志琥(27)とWWE入りを控えるSareee(24)が、早くも空中分解の危機に陥った。

 同大会でアジャ・コング(50)、花穂ノ利(はなほのり=20)組と対戦する2人は16日、川崎市内で合同練習を敢行。世志琥はティガー、Sareeeはチャンプとそれぞれの愛犬を連れて練習場に登場した。2匹の犬はすぐに打ち解けて走り回り、それを眺める飼い主2人も穏やかな笑顔を見せた。

 ついに犬猿の仲だった2人も雪解けか…と思われたが、練習が始まると不穏な空気が漂い始める。開発に取り組んだ新合体技はSareeeが抱えた相手に世志琥がダイビングラリアートを放つ「Y.S.BAZOOKA」(ワイエスバズーカ)なるもので、決まれば破壊力抜群だ。その反面、世志琥の手元が狂うとラリアートがSareeeの後頭部を直撃する危険性をはらんでいる。

 練習でも、世志琥の腕がSareeeの後頭部を直撃。「ふざけんなよ、マジで!」(Sareee)、「アホか! じゃあテメーがやってみろ!」(世志琥)と何度も言い合い、殴り合い、蹴り合いになった。

 それでも何とか折り合いをつけ練習を繰り返しそれなりに完成に近づくと「ビビんなよ」(世志琥)、「信用するよ」(Sareee)と手応え?をつかんだ様子だが、果たして…。