GHCヘビー級王者の森嶋猛(35)が、25日の大阪大会でGHCタッグ王座も奪取。2003年の小橋建太(46)以来となる史上2人目のヘビー級王座独占を果たした。

 快挙を成し遂げた瞬間、場内は怒号とブーイングに包まれた。マイバッハ谷口とともにタッグ王者のTMDK(マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト組)に挑んだ森嶋は場外でイス攻撃を見舞う。さらにセコンドに従えた拳王、直前に加入した大原はじめを介入させる。

 結局、マイバッハがニコルスをテーブルへの断崖式チョークスラムでKOすると、森嶋は孤立したヘイストを岩石落としで仕留めた。

 1か月もかからずヘビー級のシングルとタッグ王座を手中にし、新メンバーも獲得した森嶋はユニット名を「超危暴軍(ちょうきぼうぐん)」と命名。「かかってきなさい!!」と連呼した。