ワン・ビンに敗れたカシンが身勝手な“陰謀論”

2014年01月24日 16時00分

ワン・ビン(左)を正座させ、ビール片手に説教するカシン

 IGFの大みそか決戦で自ら育てた中国人留学生のワン・ビン(19)に敗れてしまったケンドー・カシン(45)が身勝手な“陰謀論”を唱えた。

 

 カシンは昨年初頭からIGFの指導委託者に就任。ワン・ビンもほぼ同時期に留学生として来日。IGF合宿所で寝泊まりしプロレス修行をスタートさせた。カシンは散打中国王者の実績を持つワン・ビンにプロレス用の肉体づくり、投げ技、寝技、受け身を叩き込み、デビュー戦でまんまと“恩返し”された。

 

 だがカシンは納得していない。ワン・ビンの対戦相手が当初は鈴木秀樹だったにもかかわらず、突如、自分に変更されたことを挙げ「これは陰謀だ」と断定。

 

 古くは前田日明(相手は山本小鉄)、安田忠夫(相手は馳浩)と大型ルーキーのデビュー戦の相手に、コーチ自らが胸を貸すというパターンは珍しくない。だがルーキーのデビュー戦で指導者側が負けてしまうケースはまれだ…。

 

「オレは約1年もかけて、自分を倒すためのノウハウをワン・ビンに叩き込んでいたことになる…相当なマヌケだ。これはサイモン(猪木取締役)と鈴木、そして将軍(岡本)が仕組んだ陰謀だ。大体、ワン・ビンも恩知らずだ。やつは20歳の分際で(※正しくは19歳)中国、日本、韓国、ベトナム、フランス人のセフ…いや不適切な関係にある彼女がいる。とんでもないスケベ野郎だ」

 

 鈴木や将軍から「ワン・ビンが強くなったのも指導委託者のご指導のたまものですよ」とヨイショされてもカシンの怒りは収まらない。合同練習後、カシンは合宿所のリビングでワン・ビンを正座させ、ビール片手に日本語で“人の道”を説いていた。