野獣・藤田和之「もう一度働こう」 引退危機から自力脱出!まずはノア再侵攻

2020年10月10日 06時15分

久々の〝仕事〟に向け、マグロのカマをほおばる藤田

〝野獣〟藤田和之(49)が活動再開の雄たけびを上げた。約7か月ぶりにノアに参戦し、11日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会に出場。続いて15日には新団体「GLEAT(グレイト)」の旗揚げ戦(東京・後楽園ホール)にも登場する。約3か月半に及ぶ無職状態を脱し、久々に戦う場を得た野獣は早くも闘志全開。その火をつけたのは「地引き網」と「長女」だ。


 リング復帰に野獣は気合をみなぎらせた。6月26日のリアルジャパン後楽園大会以来となる久々の試合を控え、電話取材に応じると「ノアの試合に向けての意気込み? そもそもノアがまだあったことに驚きましたよ。てっきりもう沈んだものだとばかり思っていたから。ガハハ…」。杉浦貴(50)、桜庭和志(51)、ケンドー・カシンと組み、拳王(35)率いる無頼派集団「金剛」との8人タッグ戦に臨むが「7か月も干しておいてふざけんなよ! よくもほっときやがって」と逆恨みの大暴れを予告した。

 沈黙の間は何をしていたのか。その問いに「毎日ジムのプールで歩いてサウナに入って、それから近くの温泉に行って大衆演劇を見てました。年をとると涙もろくなりますね。泣けるんですよ。それだけ? いや、大衆演劇を見た後、もう1回温泉に入ることもあります。たまに『そろそろ働かないとなあ』と思う半面『働かないのっていいなあ。このままフェードアウトしようかなあ』と思いました」と、人知れず引退の危機に陥っていたと告白した。

 そんな野獣を踏みとどまらせたのが、プールで一緒に水中歩行をしている健康仲間の1人。年配の男性で、9月末にサウナで「今年最後の地引き網漁をやるから手伝わないか?」と誘われた。これを受けて朝5時に地元の千葉・外房の砂浜で網を引いた野獣は「お金はもらってませんけど、労働して汗を流すのはいいなあって思いました。だからもう一度働こうと」。〝脱無職〟を決意し、引退を回避したという。

 さらに続いて、長女の眞妃琉さんが今月中旬に行われる運動会の選手宣誓に選ばれた。自宅でその練習をしている姿に刺激を受けたそうで「娘が頑張ってる姿を見たら、俺もダラダラしてられないと思ってね。父親も頑張ろうと思ってますよ!」と叫んだ。

 リデット社が立ち上げる新団体「GLEAT」の旗揚げ戦では杉浦、カシンと組んで秋山準(51=DDT)、関本大介(39=大日本)、谷口周平(43)組と対戦する。こちらも注目が集まるが「やってやりますよ。台風に負けません!」。再び動き始めた野獣がマット界の台風の目となるか。