無冠の秋山 三沢さん以来の「6冠王」目指す

2014年01月22日 16時00分

三沢さん(囲み写真)以来の大偉業に挑む秋山

 全日本プロレスの策士・秋山準(44)が、再び王道マットの中心に立つ決意を明かした。約16年ぶりに参入したアジアタッグ戦線を仕切り直しの舞台と定め、1999年8月以来となる世界タッグ王座との同時戴冠に決起。3冠ヘビー級王座再挑戦にも意欲を示す秋山は、故三沢光晴さん以来となる6冠王を目指す。

 

 昨年10月の世界タッグ王座陥落以降、無冠となった秋山が逆襲に出る。

 

「俺は今から上に上がろうというものでもないけど、リセットして気持ちを新たにいける。ちょっとでも話題になればいいと思うし、まだまだ話の中にいたい」

 

 秋山は26日の兵庫・神戸大会で金丸義信(37)と組んで、元バーニングでアジアタッグ王者の鈴木鼓太郎(35)、青木篤志(36)組に挑む。秋山がアジアタッグ戦線と絡むのは、1998年1月に第62代王座(パートナーは大森隆男)から陥落して以来だ。プロ入り後、初めて獲得したタイトルを再び手中にし、再出発したい考えだ。

 

 ただ、アジアは始まりにすぎない。秋山は「マル(金丸)は小さいけど、世界タッグにもいけるんじゃないかと思ってる。体に負担をかけるのは悪いけど」と断言。世界タッグ王者の諏訪魔(37)&ジョー・ドーリング(31)は無敵状態にあるが、抜群の連係を誇る秋山組がアジア王者となれば挑戦資格は申し分ない。

 

 両王座を同時戴冠したのは99年8月の三沢さん、小川良成(47)組が最後だ。当時、三沢さんは3冠と世界タッグも保持しており、6冠を独占。6冠王となったのは後にも先にもこの時の三沢さんただ一人で、秋山は神戸決戦を足掛かりにこの大偉業に挑むという。

 

 3冠王者の曙には昨年のチャンピオン・カーニバル公式戦、9月の王道トーナメント初戦で敗北。「俺がカーニバルで勢いづけてしまった気もする。同じ舞台でリベンジ、優勝して3冠もね」。曙の快進撃の原点ともいえる春の祭典でリベンジし、三沢さんのようにヘビー級タイトルを総ナメするハラだ。