曙が潮﨑の3冠挑戦表明を一蹴

2014年01月11日 16時00分

長井にボディープレスを放つ曙

 全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・曙(44)が10日、潮﨑豪(31)の次期挑戦表明を一蹴した。さらに、ストーカーまがいの強硬主張を予告する潮﨑を「リングで見せろ」と正論で一喝。また、沈黙する潮﨑以外の全日勢にもゲキを飛ばし、奮起を促した。

 

 挑戦者不在問題を王者自らぶった斬った。曙が熱望する2・23沖縄コンベンションセンター大会でのV3戦に、潮﨑が名乗りを上げた。これで史上初となる沖縄での3冠戦が確実…とはいかなかった。

 

 曙は「浜松の限られた試合の中で感じるものがあるのか。挑戦したい気持ちは分かるんですけど、今は自分の中では何も感じない」とニベもない返答。潮﨑には昨年9月の王道トーナメント決勝で勝利しており、二つ返事で承諾する理由がないという。

 

 潮﨑も“実績不足”を承知の上で、今シリーズ中に直接対決する12日の静岡・浜松大会のワンチャンスにかけている。しかも、曙を納得させられなくても曙の自宅や経営店「曙ステーキ」にも押しかけて直訴を繰り返す覚悟だ。

 

 それでも曙は「それぐらいの気持ちがあるなら、リングで見せろ」ともっともな言い分でバッサリ。幸か不幸か、ストーカーまがいのアピールは邪道・大仁田厚(56)で免疫がついており、恐れるに足りない。

 

 一方で潮﨑のやる気は買いながらも、曙は他の王道戦士にも辛らつだった。「ひと通りやりましたけど、もっとアピールしてほしいですよ。まだやっていないKENSOや宮原(健斗)、あと渕(正信)なんかもね」。挑戦権獲得レースは横一線のまま。ならば、曙によって蹴散らされた前3冠王者の諏訪魔(37)や秋山準(44)も気迫を見せろというわけだ。

 

 この日の千葉大会では吉江豊(40)とのアンコ形コンビで出撃し、KENSO(39)、長井満也(45)組を圧殺。身内には辛口の曙だったが、フリーの吉江を「世界タッグを狙えるチーム」と絶賛した。