【シードリング】世志琥「まあ勝つけど」同期のスターダム・岩谷を強烈意識

2020年09月25日 11時00分

Sareeeを強烈なコブラツイストでいたぶる世志琥(顔写真は岩谷)

 女子プロレス「シードリング」の“最恐スイーツ女子”こと世志琥(27)が業界の頂点を狙う。24日の東京・新宿大会ではWWE入りが決まっている因縁のSareee(24)を挑戦者に迎え、ビヨンドザシーシングル王座の初防衛戦に出撃。序盤からエンジン全開で顔面ウオッシュ、ダブルニードロップ、卍固めでたたみかけた。

 裏投げ2連発でピンチに陥る場面もあったが、最後はダイビングセントーンで文句なしの3カウントを奪い「悔しいだろ? これが今の女子プロレス界トップの強さだ!」と豪語。ベルトの米国流出を見事に阻止した。

 原動力となっているのがスターダムのワールド王者・岩谷麻優(27)の存在だ。2人は2011年1月のスターダム旗揚げ戦でデビューした同期。現在はたもとを分かったが、常に意識している。特に世志琥を燃え上がらせたのが、昨年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で岩谷が女子プロレス大賞を初受賞したことだ。「もともと同じ釜の飯を食ってた人間。口に出して言ってこなかったけど、悔しすぎて眠れなかった」。自分に足りないものは何なのかを考える日々を過ごしたという。

 だが今年は違う。SNSでのスイーツ作り動画が世間の話題となり、レシピ本の出版につなげた自負があるだけに「岩谷は世に広めたんか? 東スポに金払ってんじゃねえか?」とライバル心をむき出しにする。さらに「今、試合をしたら? まあ勝つけど、想像つかない。プロレスは何が起こるか分からないから」とニヤリ。この勢いのまま突っ走る。