
<新日5日後楽園ホール> 謎のマスクマンとして突如現れたエル・デスペラード(年齢不詳)はIWGPジュニア王者・飯伏幸太(31)への挑戦権を獲得した。
デスペラードはドーム決戦でプリンス・デヴィットからベルトを奪取した飯伏のもとに現れ、黒い花束を渡すという謎の行動を取っていた。新日デビュー戦となったこの日は飯伏とタッグ戦で激突。いきなりトペ・スイシーダを見舞うなどスピーディーな動きを披露。
さらに飯伏のパートナー、BUSHIを捕らえると、トラースキックやパワーボムで一気に攻勢に。最後はカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げての開脚式パイルドライバー「ギターラ・デ・アンヘル」で3カウントを奪ってみせた。
国籍不明(日本語を話すとの説あり)な上に、誰に聞いたのか、どんなツテがあって新日本でデビューに至ったかなど定かではない謎の覆面レスラーは、無言のまま会場を後に。良いヤツなのか悪いヤツなのかもよく分からないが、ジュニア戦線に大きなインパクトを残したことだけは確かで、2月11日の大阪大会で王座挑戦となりそうだ。