猪木 力道山に誓う「平和の祭典」超え

2013年12月20日 16時00分

力道山を偲ぶ会には多数の関係者が来場した。左から藤波、坂口、猪木、田中敬子さん、小鹿、前田、佐山(IGF提供)
力道山を偲ぶ会には多数の関係者が来場した。左から藤波、坂口、猪木、田中敬子さん、小鹿、前田、佐山(IGF提供)

 戦後ニッポンの英雄・力道山の没50年を偲ぶ会が19日、都内のホテルで開かれた。

 

 同会は故力道山の田中敬子夫人(72)が発起人となり、愛弟子でIGFのアントニオ猪木会長(70)や親交があった野球解説者の張本勲氏(73)、格闘王・前田日明氏(54)など約100人が出席。会場内には力道山の銅像や写真が飾られた。

 

 敬子夫人は「皆さまのおかげで50周年を迎えられてうれしい。そのひと言に尽きます。日本、北朝鮮、韓国の3国でただ一人のヒーローは力道山」と感慨深げに話した。

 

 張本氏は力道山の晩年の約5年間、時間をともにした。「『男は負けちゃダメだ』と言われたのを肝に銘じてやってきました。強くてかっこいい人は100年後でも残る」と振り返った。

 

 そして猪木は「語り出すと1時間、2時間かかります。ムッフフ…。素晴らしい人たちが集まってうれしかった。『バカヤロー』とよく言われました。ブラウン管を通して、その場面を見ていないと分からないぐらい(日本中が)熱狂した」と亡き師匠の思い出にふけった。

 

 今後もスポーツ交流による日朝関係の改善を目指すとともに、力道山の存在を風化させるつもりはない。猪木は「1995年以上のイベントをやりましょう」と断言。38万人の観客を動員したプロレス興行「平和の祭典」を上回るビッグマッチの開催を約束した。