武藤W―1が来年大勝負「年4回両国」

2013年12月15日 16時00分

自身の等身大パネルの前で指を4本立てる武藤敬司。来年4度の両国国技館進出を目指す

 WRESTLE―1(W―1)を率いる武藤敬司(50)が社運をかけた大勝負に打って出る。2014年は東京・両国国技館大会を4度開催すると誓った。

 

 9月8日に旗揚げ戦を行ったW―1は、来年3月2日に早くも両国初進出を果たす。しかし、これは序章に過ぎなかった。武藤は「俺なりにリサーチした限り、今のところ評判はすこぶるいい。そろそろ準備期間は終わり。両国がスタートだよ。来年はドン、ドン、ドン、ドンと行く。年4回の両国? そうだよ。そのためにまず、1発目をクリアしないといけない」と宣言した。

 

 これまでは背伸びをし過ぎない“安全運転”に終始してきたが、来年は一転して攻めに転じる。旗揚げ半年で大規模会場に打って出るのは、当然リスクが伴う。その全責任はW―1運営会社社長である武藤に降りかかる。武藤は百も承知だが、無謀とも思える3か月に一度のペースで両国大会開催を目指すのには武藤流の計算があった。

 

「日本はやっぱり東京に人口が集まってる。両国で通用しなきゃ全国で通用しないよ。逆を言えば、東京がうまくいけばそれが全国に広がる。それに目標がない方がつらい。どこに向かって努力すればいいのか分からないからさ」

 

 確かに首都圏のビッグマッチは地方と比べて注目度も高まる。波及効果の半面、大失敗すれば破滅を招きかねないが、武藤にとっては身を削る独自の狙いがある。

 

「マッチメーク? 発表するかは分からない。まだ固まってもない」。来年でデビュー30周年を迎える武藤が人生をかけた勝負に出る。