【プロレス大賞】激動ノアを牽引したKENTA

2013年12月10日 16時00分

激動のノアをけん引したKENTA

 

プロレス大賞 殊勲賞 KENTA

 

 V9を達成したノアのGHCヘビー級王者・KENTA(32)に朗報が飛び込んだ。初の殊勲賞獲得。個人での受賞は2011年の技能賞以来、2度目となる。「前回の受賞では技能には自信がなかったんで驚いた。今回はチャンピオンとして賞をいただけた。明るい話題ができて良かった」と表情を崩した。

 

 鉄人・小橋建太の引退宣言、さらに秋山準、潮﨑豪らが大量離脱して最悪の船出となった13年のノアを支えたのは、わずか80キロの小兵・KENTAだった。「本当にネガティブなスタートだった。ノアがどうなっていくんだというのがあった。でも残った僕らがやるしかない。その中で必死にやってきたことが賞として評価してもらって本当にうれしい」

 

 MVPの選考でも4票を集めたKENTAの活躍には、選考委員から「タイトル戦以外でも試合内容が素晴らしい」「ノアを先頭に立って引っ張った。ファンの心を引きつけるダントツのカリスマ」などMVPに値する称賛を浴びた。

 

 殊勲賞の選考では全日本プロレスの3冠王者・曙と決選投票を争った。これを聞いたKENTAは「曙さんと競い合う。相撲好きとしては大変光栄。それを寄り切った。最高ですね」と笑顔がはじけた。

 

 だが、いつまでも喜んでいられない。ノアの新春第1弾決戦(1・5後楽園ホール)で、森嶋猛との防衛戦が正式決定。くしくも森嶋は昨年の殊勲賞受賞者で、1月にKENTAに敗れて王座転落した。「同じシチュエーションで落としたら(殊勲賞は)縁起が悪くなる。さらに気を引き締めていく」と方舟のカリスマは来年のばく進も誓った。