諏訪魔“10度目の正直”で最強タッグ初戴冠

2013年12月09日 16時00分

ドーリング(左)が潮﨑にレボリューションボム、同時に諏訪魔は宮原にラストライド

【世界最強タッグリーグ優勝決定戦 ○諏訪魔、ドーリング(25分53秒 体固め)潮﨑、宮原●】

 

 全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦が8日、大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場で行われ、世界タッグ王者の諏訪魔(37)、ジョー・ドーリング(31)組が初優勝を飾った。悲願を成就させた諏訪魔は世界タッグV1戦の相手に秋山準(44)、大森隆男(44)組を指名した。

 

 5年連続の準優勝を含む実に10度目の出場で、諏訪魔が鬼門だった最強タッグの栄冠をついに手にした。

 

 リーグ戦を単独首位で突破した諏訪魔組は2位の潮﨑豪、宮原健斗組と激突。底なしのスタミナを誇る宮原をコブラツイストなどで徹底的に痛めつける。最後はドーリングが潮﨑にレボリューションボムを爆発させると同時に、諏訪魔がラストライドで宮原を沈め、完璧な3カウントを奪った。

 

 世界タッグ王者の最強タッグ制覇は、2001年大会の武藤敬司、太陽ケア組以来、実に12年ぶりの快挙。ドーリングとの絆は今夏に起きた分裂騒動で深まった。真っ先に残留を決断した諏訪魔にドーリングは「スワマが残るならミーも残る」と同じ道を選択した。諏訪魔は「外国人選手では(決断が)一番早かった。うれしかったね。本当に信頼できる選手だよ」と感謝しきりだ。

 

 やるべきことはひとつ。「秋山、大森組とケリをつけたい。汚点は残ってる。来年にでも」。6日の新潟大会で唯一の黒星を喫した秋山組との完全決着を誓った。

 

 タッグ戦線を制圧した諏訪魔はシングル戦線での再浮上も狙う。「5冠の悔しさは残ってる。3冠も常に狙っていく」。世界タッグと最強タッグとの“3冠”に加え、3冠王者・曙へのリベンジも見据える諏訪魔。5日天下に終わった5冠の借りは“6冠”で返す。