諏訪魔怒りの通告「蝶野追放!」

2013年12月04日 19時00分

KENSO(左)にチョップを見舞う諏訪魔。蝶野に最後通告を放った
KENSO(左)にチョップを見舞う諏訪魔。蝶野に最後通告を放った

 前3冠ヘビー級王者の諏訪魔(37)が蝶野正洋(50)に最後通告を突きつけた。全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦」3日の福島大会で諏訪魔、ジョー・ドーリング組はKENSO組に快勝。勝ち点7で単独トップに立った。だが、諏訪魔はKENSO組と結託しながらこの日も姿を見せなかった蝶野に激怒。蝶野が最終戦(8日、大阪)までに来場し、明確なスタンスを示さない場合、選手会長として蝶野の追放を強制執行する考えを明かした。

 

 リーグ首位の喜びなどみじんもない。諏訪魔組はこの日、KENSO、ディーロ・ブラウン組と対戦。ドーリングがブーツ攻撃でブラウンをフォールした。3勝1分けで失点1をキープしてVレースで頭ひとつ抜け出したが、諏訪魔の心にあるのは、黒い総帥への怒りだけだ。

 

 諏訪魔は「KENSOと組みながら蝶野は今日も来ていない。あの人はいったい何をやりたいんだ? 全日本のファンもどうなってるんだと思っている。こっちも覚悟を決める」とついに決断の時が来たことを告げた。

 

 全日本のアドバイザーを務める蝶野は24日の長野大会に来場し、KENSO率いる外人軍団と合体。レスラーとして本格参戦してくるかと思われた。それも、外人軍団はバンビ・キラーが負傷で戦線離脱する危機に直面。蝶野の代打出場が期待されたが、当の本人はセコンドに就くどころか会場にすら現れず、長野大会以降は完全に雲隠れしてしまった。

 

 ついに堪忍袋の緒が切れた諏訪魔は「この放置プレーは何なんだ。あの人のやりたいことが分からないから、みんな困っている。今シリーズ中に会場に来て、レスラーとしてのスタンスを示せ。来なければ追放だよ。これはKENSO以外のみんなの意見だ」と最後通告。

 

 蝶野が最終戦までに来場して自らの口で釈明しない限り、諏訪魔は選手会長として蝶野解任の緊急動議を出す考えすらあるという。

 

 暮れの祭典真っただ中で起きた大物の追放騒動。リング外のトラブルを解決するのもまた、エース・諏訪魔の役目であることは間違いない。

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