〝最恐スイーツ女子〟として世間を騒がせる女子プロレス「シードリング」所属の世志琥(27)が24日、かつてのライバルで米WWE入りが決まっているSareee(24)をこきおろした。

 シードリングの「5周年記念大会」(26日、東京・新宿フェイス)で世志琥は水波綾(32)とのシングル戦に加え、松本浩代(34)と組んで中島安里紗(31)、藤本つかさ(37)組とのタッグ戦にも出場する。アニバーサリー大会で過酷なダブルヘッダーとなるが「毎朝お手製のバナナスムージーを飲んでるんで、スタミナはバッチリ。全く問題ない」ときっぱり。SNSなどで注目を集めるスイーツ女子ぶりを発揮した。

 この日もイチゴパフェを頬張りながらの取材で「自分は今、シングルもタッグも(ビヨンドザシー王座の)ベルトを持っているので負けられない。メインのタッグ戦は自分以外は旗揚げから出ている3人なので、団体の歴史を象徴する戦いになれば」と力を込めた。

 団体の歴史にはSareeeも関わりがある。2017年2月から同年10月まで所属したからだ。そのSareeeは先日、新型コロナウイルス禍で延期となっている渡米までの間、日本での活動を再開すると発表。同期で常にライバル視されてきた世志琥にその話を振ると「はあ? 今さら関係ないだろ。なんでその名前が出てくるんだよ!」とあからさまに嫌悪感を示した。

 SareeeがWWE入りを表明した2月22日の新木場大会ではシングルで対戦し、時間切れ引き分けに終わった。「あの試合も『日本を離れる』っていうから、関係を終わらせるつもりで戦ったんだよ。なのにいつまで日本にいるんだ? あの試合は何だったんだ?」とお怒りモードに突入。さらに言葉は熱を帯び「そもそも3年前も、シードリングに入ったかと思えば勝手に出て行ってさ。ムカつくんだよ。自己中心的すぎる。Sareeeのことが嫌いかって? 嫌いでも何でもねえよ、あんなやつ。ライバルか? はあ? 眼中にねえ」とまくしたてた。

 もはや鬼の表情となった世志琥はパフェをかきこむや「アメリカに行けないのも天罰なんじゃねえの。っていうかさ、あんな疫病神とはもう関わりたくねえんだから名前を出すな! 終わりだ、終わり!」と取材を強制終了。〝ヤブ蛇〟とはまさにこのことか…。