里村決意!長与と決着戦

2013年10月19日 11時00分

観客席の長与(左)を射るような視線でにらみつける里村

 17日、仙台女子プロレスの東京・後楽園ホール大会で行われた「超世代闘争8対8シングルマッチ勝ち抜き戦」はスターダムの新星・世Ⅳ虎(20)が勝ち残り、トータル1時間を超える激闘を制して堂々と世代交代をアピールした。レジェンド勢を率いながら若手の勢いに押された仙女の総帥・里村明衣子(33)は、新星軍についたかつての師匠・長与千種(48)との最終決着戦を誓った。

 団体枠を超えた新星軍には花月、志田光、彩羽匠、夕陽、Sareee、勝愛美、朱里、世Ⅳ虎という平均年齢20歳のメンバーが集結。里村明衣子、アジャ・コング、ダイナマイト関西、豊田真奈美、コマンド・ボリショイ、井上貴子、井上京子、X=ダンプ松本の重鎮軍(平均年齢不明)に挑む。現時点での女子オールスター戦が実現した格好だ。

 先鋒は新星軍が20歳の彩羽、重鎮軍は52歳の御大ダンプ。ダンプが彩羽を大流血させて反則負けという波乱の幕開けとなるが、ゼロワンの女子高生レスラーで18歳の夕陽が豊田、井上貴、関西の3人をフォールする大殊勲で一気に巻き返す。

 両軍7人目同士となった花月とアジャの遺恨対決は、花月が裏拳を決められた後にクルリ丸め込んで悲願のアジャ戦初勝利。

 大将格で出陣した里村は花月との師弟対決をデスバレーで制した。しかし新星軍最後のトリデとなった世Ⅳ虎が鮮やかなダイビングセントーンで里村を沈め、新星軍に勝利をもたらした。

 世Ⅳ虎は「仙台でビッグマッチあるんだよな。メーン、世露死苦!」と11・16仙台サンプラザ大会での一騎打ちを要求。これに花月が「ウチのホームでメーンを譲れるか」とかみつき、超世代闘争は複雑に幕を閉じた。

 一方の総帥・里村は、観客席から全試合を見届けた後、花月を連れ帰ったかつての師匠・長与に対し「恨みしかない。(対戦も)何でもこいです。今の女子プロ界、年齢なんて関係ない」と徹底抗戦を誓い、約5年ぶりに女子プロ界の伝説・長与を復活させての決着戦まで視野に入れた。