受け継がれた遺伝子!力道山三世のリングネームは「力」

2013年10月01日 16時00分

偉大なる祖父のポーズをまねる“力道山三世”力。右は父の百田光雄

 力道山没50年追悼記念興行(12月16日、東京・後楽園ホール=主催・リキエンタープライズ)でデビューする“力道山三世”百田力(31)のリングネームが「力(ちから)」と決定。当日は第1試合で父・百田光雄(65)と親子タッグを結成し折原昌夫(44)&NOSAWA論外(36)とタッグ対戦する。

 日本マット界で初となる三世レスラーの誕生。カタカナの「カ」とも混同されやすいリスクを負いつつ、漢字たった一文字のリングネームとなったのは父の提案だった。

「力、つまりリキは親父(力道山)につながる。プロレスを再び盛り上げてくれるよう、爆発させてくれるように願いを込めました。彼の頑張り次第では、将来的に“二代目力道山”襲名という話もなくはない」(百田光雄)と、かつて大木金太郎(キム・イル)やジャンボ鶴田にも浮上しては消えた大名跡・力道山襲名の可能性をも示唆した。

 30日、父とともに都内で会見に臨んだ力は「正直、百田力ではなく“力”と一文字になったのは寂しい。プロレスラーを目指したのは偉大なる祖父を思うこと以上に、父(光雄)が大好きだったからです」と目を輝かせつつ意気込みを語る。

 だが対戦相手の折原と論外は「試合中、力道山先生の名に恥じるようだったら、直ちに叩き潰す。それが力道山先生の遺志を受け継いだ日本のプロレスラーの義務だ」と予告した。たとえ孫でも息子でも容赦しないのが、プロとしての矜持だ。

 これまで数々の若手選手を練習、試合で育ててきた光雄の目から見て「プレッシャーには弱いタイプだな」と分析される力だが、スパーリング中などでも相手に攻撃されまくり、カーッと何かがキレて反撃に出る瞬間の表情と爆発力に、脈々と受け継がれた力道山遺伝子が見られるとか。

 また当日のメーンイベントでは“力道山二世”の光雄が髙山善廣、秋山準とトリオを結成し、佐々木健介&初代タイガーマスク&藤原喜明と対戦することも決定した。