全日初の無料興行で諏訪魔が再スタート宣言

2013年09月28日 16時00分

SUSHIをラストライドで叩きつける諏訪魔

 老舗団体・全日本プロレスが27日、旗揚げ41年にして初の無料興行を東京・ディファ有明で開催した。

 

 同大会は今夏に起きた団体の分裂騒動に対するファンへの謝罪と、客層の新規開拓が目的。試合前には所属選手によるチャリティーオークションも行われ、3冠ヘビー級王者・諏訪魔(36)と世界タッグ王者・秋山準(43)のレアグッズがそれぞれ最高額となる2万円で落札された。

 

 全3試合には所属10選手が参加。そのメーンは諏訪魔が務めた。コミカルファイトで鳴らすSUSHIとメーンで一騎打ちした王者は、開始5分もたたずに逆エビ固めで拷問にかけて容赦なく動きを止める。空中弾と丸め込みで逆転を試みたSUSHIを、至近距離から左の首折り弾で黙らせ、血も涙もない必殺のラストライドでトドメを刺した。

 

 入場料無料の初の試みには約300人の観客が集まった(主催者未発表)。最大収容人数の3割程度にとどまったが、諏訪魔は「いいんじゃない? こっからスタートでいいよ。分裂してファンに迷惑をかけてる。それでも今の全日本プロレスについてきてくれるわけだから」と納得の表情。白石伸生オーナー(40)は「日程の兼ね合いもある」と、来年3月までに無料大会を関西や東海地方で2試合行う方針を明かした。