女子プロレス界のレジェンド・長与千種(55)が24日、自身のツイッターを更新。改めて23日に22歳の若さで死去したスターダム所属の木村花さんを追悼するとともに、木村さんが受けていたとされるSNS上での誹謗中傷への対策を講じるべきと声を大にした。

 前日、木村さんの突然の死の背景にSNS上の誹謗中傷があることに触れて、ツイッターで怒りを爆発させた長与。一夜明けて、冷静さを取り戻した様子で「昨夜、花が所属する団体代表と話をした。その声は辛さと悲しさがしっかりと伝わってきた」とスターダム側と連絡を取ったことを明かした。

「今後の事を少し話した」といい「花と同団体の選手の気持ちは計り知れない。いつも一緒にリングにあがってたんだもんね。気持ちをどうコントロールする術さえわからないよね。そして母の気持ちを察するだけで胸が痛い」と、木村さんの母で元女子プロレスラーの木村響子さんを気遣った。

 続けて「沢山の皆様から願いの言霊を頂きました。私も選手を預る立場で団体を運営する人間です。皆様の一つでも願いの請負い人として出来るだけ周りの団体様やスタッフと話をしプロレス界に属する選手を守れるよう策を講じます」と宣言し「そして著しく道徳尊厳無き言霊を放った人達へのそれなりの措置を考えてみます」とつづった。

 ただ「どれだけアカウントを消しても一度登録されたアカウントは削除した日から後3ヶ月は残るそうです」といい「が、これは私が勝手に決める事は出来ません。親がどうしたいか?それを団体が汲み取り動くか?そして私達は無償で決まった事にバックアップを全力で行いたいと思います。再度花の団体代表と話します」とした。

 再び「母親の気持ち…。考えたらどうしてよいのか苦しくて苦しくて」と響子さんを思いやると「これはプロレス団体が言霊で殺める人種への最強の宣戦布告です。その策をいま考える時期になりました。木村花が教えてくれています。私達はそこから学ばないといけません」。最後は「道徳 常識 尊厳 命を守る為の策を講じましょう。団体各位様」と呼びかけて結んだ。