ムタだけじゃない!武藤が黒師無双復活を示唆

2013年09月26日 16時00分

 武藤敬司(50)率いる新団体「WRESTLE―1(W―1)」は22日の石川・金沢大会で旗揚げ記念ツアーを終了した。8日の旗揚げ戦から4大会中、実に2度もグレート・ムタを登場させた武藤は“第3の顔”黒師無双の復活を示唆。悪の化身・ムタとは正反対の天界の住人が、何でもアリのW―1マットで目覚めることになるのか――。

 

 

 旗揚げしたばかりのW―1は名古屋、京都を経てこの日の金沢大会で初のシリーズ最終日を迎えた。


 武藤は大会前のあいさつ中に急襲してきた河野真幸(33)、崔領二(33)、KAZMA SAKAMOTO(30)組に対抗し、船木誠勝(44)と中之上靖文(27)を従えてメーンで激突。ドラゴンスクリューを3人に乱れ打ちし、崔を足4の字固めで苦しめる。河野には串刺し式シャイニング弾もお見舞いし、観客を魅了した。


 旗揚げ4大会を終えた武藤は「選手たちは考えながらガムシャラに頑張ってる。失敗を恐れず、前進あるのみ」と振り返った。


 それでも武藤本人としての参戦は2戦で、名古屋と京都大会は化身のムタとしてサプライズ登場した。となると、気になるのはもうひとつの化身・黒師無双だ。黒師は2009年6月10日に古巣の全日マットに現れたのを最後に消息を絶ったまま。武藤は「出る可能性はあるよ。いつ何どきというのは分からない。TPO次第だよ。今? 極楽に行く三途の川の手前ぐらいでお経を唱えてるよ。まあ、年内はないかな」とユーモアたっぷりに黒師の現状を打ち明けた。


 黒師は悪の権化のムタとは対照的に天界に住む聖人とされ、01年8月に初登場した。新崎人生(46)の化身、白使と同じく全身に経文がビッシリと浮かぶ耳なし芳一もビックリなビジュアル。さらに念仏を唱えながらトップロープや鉄柵の上を歩く拝み渡りや、念仏パワーボムも器用に使いこなす達人だ。


 W―1のモットーは「究極のエンターテインメント」。サプライズを好む武藤ならばある日突然、黒師が現世に舞い降りる可能性はありそうだ。次に現れるのは武藤なのかムタなのか、はたまた、やや手間がかかる黒師なのか。ますます目が離せない。