2年ぶりムタがTAJIRIと毒霧“狂演”

2013年09月16日 16時00分

毒霧を吹くグレート・ムタ(左)とTAJIRI

 武藤敬司(50)率いる新団体「WRESTLE―1(W―1)」の愛知・名古屋大会(15日)で“東洋の神秘”グレート・ムタが約2年ぶりに国内復帰を果たした。


 神出鬼没のムタらしいサプライズ登場だった。日本では2011年10月、古巣の全日マットに出場して以来、姿をくらましていたムタ。武藤はムタの復活を示唆していたが、発表済みのこの日の参戦選手は「武藤敬司」。魔人の降臨は誰もが想定外だった。


 ただ大会開始前、武藤はリング上であいさつ中、レネ・デュプリ(29)とゾディアック(36)の襲撃を受け、イスで腹と背中を殴りつけられた。W―1初の地方大会でいきなりドロを塗られてしまった。その怒りが武藤をムタへと変身させたのだ。


 ムタの登場に観客は総立ち。コンビを組んだTAJIRI(42)との連係もバッチリだ。ムタが赤の毒霧、TAJIRIがグリーンミストを上空に同時噴射すると、不届きなデュプリ&ゾディアックに襲いかかる。さらにムタが場外をウロウロとうごめき、客席最前列の子供を威嚇すると、TAJIRIはデュプリのショートタイツをズリ下げて半ケツ状態に。自由すぎるところまで呼吸がピッタリだ…。


 そして毒霧競演でデュプリの排除に成功すると、ムタはゾディアックにファイヤー攻撃を炸裂。閃光妖術(ムタ版シャイニング弾)を突き刺し、完璧な3カウントを奪った。


 ムタは「グレート・ムタ、TAJIRI。見参、W―1」と言い残し、再び魔界へと消えうせた。またTAJIRIは「一番新しい団体だけど、昔のプロレスに出てるような気がした。宿命的な電波をビビッと感じたら」と再登場に前向きだった。