諏訪魔 王道トーナメント2回戦でまさかの敗戦

2013年09月16日 16時00分

ジョー・ドーリングにコブラツイストをきめられる諏訪魔

 全日本プロレス15日の大阪大会「王道トーナメント」2回戦で、3冠ヘビー級王者・諏訪魔(36)がジョー・ドーリング(31)にまさかの敗戦を喫し姿を消した。屈辱の敗退となった諏訪魔だが、その一方で自身を破ったドーリングの実力を改めて実感。ドーリングにトーナメント制覇を託すとともに、世界タッグ王座(現王者は秋山準、潮﨑豪組)挑戦のパートナーに指名し、5冠王者への青写真を完成させた。



 元タッグパートナー・ドーリングとの一戦は、ヘビー級ならではの壮絶な力比べとなった。188センチ、120キロの諏訪魔と、195センチ、135キロのドーリングが序盤から激しい場外乱闘を展開。リングに戻ってもド迫力の肉弾戦が続く。


 勝負の分かれ目は10分過ぎ。首折り弾、アンクルホールド、バックドロップと、得意技を立て続けに決めた諏訪魔は必殺のラストライドを狙う。ところがこれをデスバレーボムに切り返されると一気に失速。ラリアート2連発から最後はレボリューションボムを浴び、3カウントを奪われた。


 諏訪魔は「強いよ…。こんなに一発一発が重いヤツがいたんだと改めて思った。悔しいよ。(王者としての)責任はありますからね」と完敗を認めた。その上で「俺の分も勝って優勝してもらいたい。そして3冠戦を2人でやりたい」とドーリングにトーナメント制覇を託し、ベルトを賭けての再戦を熱望した。


 改めて思い知らされた元パートナーの潜在能力により、新たな展開も生まれそうだ。かねて世界タッグ王座挑戦を目指していた諏訪魔は「俺も“5冠”はまだ諦めていないし。ジョーとやっていきたい」とキッパリ。


 諏訪魔はこれまで大森隆男とドーリングの、どちらを“正妻”にすべきか?で揺れ動いていたが、大森への未練はない。敗れはしたものの、ちゃっかり新パートナーをゲット。タダでは転ばぬ王者は、汚名返上と5冠達成を同時に誓い逆襲に転じる。