全日「王道トーナメント」潮﨑は冷や汗発進

2013年09月12日 16時00分

豪快なムーンサルトで鼓太郎(下)との同門対決を制した潮﨑

 全日本プロレス最強の男を決める「王道トーナメント」が11日、東京・後楽園ホールで開幕し、世界タッグ王者の潮﨑豪(31)はアジアタッグ王者・鈴木鼓太郎(35)とのバーニング対決を制した。

 

 お互いに手の内を知り尽くした同門対決は、一手先を読み合う高度な攻防となった。潮﨑がキチンシンクを繰り出せば、その蹴り足を捕らえた鼓太郎は強引にフォールを奪いにいく。潮﨑は重爆チョップを軸に巻き返しにかかるが、カウンターの回転式エルボーを直撃されて失神寸前に追い込まれてしまった。

 

 それでも突破口はあった。ロープの反動を利用したヒジ爆弾を狙った鼓太郎に、潮﨑はカウンターの剛腕一閃。粘る鼓太郎を最後は月面水爆で沈め、2回戦に駒を進めた。

 

 勝つには勝った潮﨑だが、冷や汗の連続に「キツイね…。バーニング対決とか言ってられない。悔しいねえ」と反省しきりだった。ただ、初戦で過酷さを痛感したことで気は引き締まった。「この先に3冠を見据えてるのは事実だけど、これ以下はないと思う」。同門対決での苦戦を糧に、まずはトーナメント制覇へ全神経を集中させる。