
全日本プロレス「王道トーナメント」開幕戦(11日)のメーンで激突する曙(44)と秋山準(43)が前日会見で火花を散らした。
全日プロと選手契約したばかりの曙はこの試合が“王道戦士”としてのデビュー戦となる。「契約選手としての初めての試合。トーナメントなんで1回も負けられない。今までは『内容を残したい』というのばかり気にしていた。勝ちにこだわり、勝つ試合しかしない」と険しい表情でバーニングのボスをニラみつけた。
一方の秋山は「全日にとっては最高の仲間が入った」と曙の加入を喜んだが、戦うとなれば話は別。「明日はそうはいかない。最強で最高の敵。1回負けたら最後なんで、いろんなものを駆使していく」とクールな笑みを浮かべつつ、下から負けじと元横綱に鋭い視線を向けた。