全日で後進育成「曙部屋」設立へ

2013年09月07日 16時00分

 全日本プロレスは6日、曙(44)が入団したと正式発表。初の団体所属選手となった元横綱は後進育成を約束し「曙部屋」の設立を宣言した。

 

 全日首脳陣からの熱烈ラブコールを受けていた曙は、フリーを卒業して1日付で入団。緊張の面持ちで入団会見に出席した曙は「全日本プロレスの看板を背負って頑張ります」とオーナーの白石伸生氏(40)、渕正信取締役相談役(59)とガッチリと握手を交わした。

 

 全日戦士・曙の初陣は「王道トーナメント」(11日、後楽園ホールで開幕)となる。曙は「優勝して3冠ももちろん取りたい。国技館で」。大相撲の聖地でもある両国国技館大会での大一番(10月27日)で3冠ヘビー級王座初戴冠を見据えた。

 

 所属選手となったことで、曙には新たな自覚が芽生えた。それが第2、第3の曙を誕生させることだ。「後輩を育てることは契約選手としての責任なんで。自分だけじゃなく次の世代を育てないといけない。『曙部屋』ってのもいいね」

 

 全日プロでは10月から4人の練習生が入寮する予定。天下の元横綱が後輩を直接指導することはなかったが、所属選手となれば団体に貢献する義務も発生する。そこで曙は“親方”として、角界の頂点にまで上り詰めた帝王学を叩き込むつもりなのだ。

 

 横綱時代には「日本人以上に日本人らしい」と品位や品格、立ち居振る舞いを絶賛された曙。優良遺伝子を受け継ぐ未来のエースが生まれるのか、その手腕に注目が集まる。