【W―1】カズ社長 無観客のラストマッチに無念

2020年03月28日 16時35分

カズ社長はじくじたる思いを口にした

 無期限の活動休止に入るW―1が、異例の“ラストマッチ”を迎えることになった。2013年9月に旗揚げした同団体にとって、休止前最後の大会となる4月1日後楽園ホール大会を成功させて有終の美を飾ることが大きな目標だった。だが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都と後楽園ホールがイベント自粛を要請。観客を入れた通常開催は事実上不可能となり、無観客での開催が決定した。大会はCS放送「GAORAスポーツ」で放送される。

 苦渋の決断を下したカズ・ハヤシ社長(46)は「もちろんこれまで応援してきてくれたお客さまに生観戦していただきたかったですが、こういう状況ですし、安全第一。ここにお客さんがいると思いながら試合をしますし、それが画面を通して皆さんに伝われば」と語り、選手一同の全力ファイトを約束した。

 観客を入れることができない状態で幕を下ろすのは無念だが、「中止」という選択だけは避けたかったという。「少しでも僕らの記録、記憶というものを残したかった。W―1は確かにあったんだというものを示したい。6年半でしたけど、『生きた証し』を見せたいです」。山あり谷ありの歴史の最後に緊急事態に見舞われたW―1が、団体の意地と集大成を見せる。 

【関連記事】