【JUST TAP OUT】舞華 「プロレス転向を迷ってたら詩美に先を越されて悔しい」

2020年02月27日 16時35分

舞華は独特のオーラを放つ

【リングを彩る魅惑の女子ファイター】鮮やかな柔道殺法を武器に、女子プロレス界の頂点を目指すのが「JUST TAP OUT」所属の舞華だ。デビューは昨年5月7日の下田美馬戦(後楽園)。大ベテランを、腕ひしぎ逆十字固めでタップさせた。

 金星をもたらしたのは、小学4年から始めた柔道で磨いた寝技だった。「生まれた時に体重が4キロくらいあって、小さい時から体が大きかった。幼稚園の時にはコンクリートブロックを持ち上げて遊んだり、小学校では男の子とケンカしたり。そのエネルギーを発散させるためだろうね。母親から勧められて始めた」

 青春時代は、負けず嫌いな性格もあって柔道に打ち込んだ。高校は地元の福岡でも有名なスポーツ強豪校に進学。1年生から団体戦のレギュラー入りし、卒業後も実業団で全国大会ベスト8に進出するなど「柔の道」を突き進んだ。

 実業団時代には先輩のつてで2012年ロンドン五輪女子57キロ級金メダリストの“野獣”こと松本薫さんと対面。「もう少しリラックスしてやった方がいい」とのアドバイスを今でも意識しながらリングに上がる。

 プロレスに転向したきっかけは2人のレスラーの影響だ。実業団で柔道を続けて数年たったころ、SNSを通じてTAKAみちのくから「レスラーになりませんか?」と誘いがあった。「悩んでいたら(スターダムの)林下詩美がデビューして『先を越された』って思って悔しくなった。ビッグダディのテレビ放送を見ていて、彼女が柔道をやってたのも知っていたし。それですぐにプロレスラーになることを決めて(TAKA)代表に連絡した」と振り返る。

 詩美には1月14日の初対決で敗れたが、直後にスターダムのジュリア率いるユニット「ドンナ・デル・モンド」に電撃加入。一躍その名が知れ渡った。「ユニット名の『世界の女たち』にふさわしく、世界で通用するレスラーを目指す」。大物ルーキーがますます注目を集めそうだ。