超花火プロレスを運営する「ゼロワン」が14日、神奈川・川崎市の道場で会見を開き、新団体設立の発表と、新しい爆破形式「超プラズマ爆破」の実験を行った。

 超花火は2012年に「大花火シリーズ」として大仁田厚(62)が電流爆破マッチを主体として始めたイベント。「爆破王」「爆破王タッグ」「爆女王」の3つのベルトも作成され、地方創生をテーマに各地で行われてきた。

 しかし、大仁田が昨年12月に「電流爆破」の4文字を商標登録。超花火のマットではこの言葉が使えないという事態になり、新たに「超プラズマ爆破デスマッチ」と名称を改めて行うことになったという。

 超花火の工藤めぐみEP(50)は「『電流爆破』は大仁田さんの方に敬意をもってお返ししたい。それに伴い、イベントの形では弱さがあったため、団体として運営していきたいと思います」と新団体の発足を発表。24日の川崎市スポーツ文化総合センター大会が旗揚げ戦となる。

 また工藤EPは現在超花火タッグ王者の田中将斗(46=ゼロワン)をエースとして指名。田中がゼロワンとダブル所属となることも併せて発表。さらにアジャ・コング(49=OZアカデミー)にもコンタクトを取っていることを明かすと、爆女王の尾崎魔弓(51=同)が「聞いてない」と激怒。24日にベルトをかけて激突する松本浩代(34)を交え大乱闘となった。

 また超プラズマ爆破実験では、何度も電流爆破を経験しているはずの田中が「これはヤバい…」と顔面蒼白になるも「2団体所属という発表があったが、今までと変わらず全力ファイトでいく」と気を引き締めた。