オカダの2020オールスター案 清宮&宮原が「やりましょう!」

2020年02月04日 16時35分

宮原と清宮(右)は豆を頬張った

 夢の続きは――。東京・大田区の池上本門寺で行われた「節分追儺式(ついなしき)」(3日)に全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(30)とノアのエース清宮海斗(23)が出席した。豪快に豆をまいて開運を願うと、新日本プロレスのオカダ・カズチカ(32)が呼びかけた「2020年オールスター戦」開催案に呼応。プロレス界の中心選手に、それぞれの考えを示した。


 オカダが団体の垣根を越えるオールスター戦を提唱したのは、1月16日に行われた東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」授賞式でのこと。MVPとベストバウトの2冠を獲得した実績をもとに「いろんな団体の人がいる中でやっても面白いかなと。オールスター戦でもいいんじゃないかなと思いますね。宮原選手とか清宮選手とか、今の若い世代のプロレスができても面白いかなと思いますし、実現できたらいいな」と2人の名を挙げた。

 これに対し、老舗団体の看板を背負う宮原は「ファンの皆さんの声次第というのはあるでしょうけど。僕個人として興味はめちゃめちゃありますよ」と慎重ながらも前向きな言葉を口にした。その裏にあるのはレスラーとしての原体験だ。まだ健介オフィスの若手にすぎなかった11年8月27日、新日本、全日本、ノアの3団体の選手が勢揃いした東京スポーツ新聞社主催の東日本大震災復興支援チャリティー大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)を経験した。「全選手、入場から華やかだったのをよく覚えてます。あれを今、僕らの世代でやるのは確かに面白いと思います。やりたいですね。オカダ選手と清宮選手には『あれを超える戦いをしよう』と言いたい」と応じた。

 一方の清宮は「願ったりかなったりですよ。やりましょうよ!」と即答。業界のオールスター戦としては最後となる2回目の「ALL TOGETHER」(仙台)が開催された12年2月当時でもまだ15歳だっただけに「当時はファンとして、僕もオールスター戦や対抗戦に夢を見ていましたから。武藤(敬司)さんと三沢(光晴)さんのタッグ対決とか、潮﨑(豪)さんと棚橋(弘至)さんの団体を背負った対決とか。自分も、ああいうヒリヒリしたギリギリな戦いを経験したいです」と目を輝かせた。

 対戦相手には、早くもオカダをロックオン。2年連続の敢闘賞受賞で出席した授賞式で顔を合わせたが「世間話くらいしかしていないんですけど、優しい印象を受けました。だからこそ、逆に戦うオカダ・カズチカを目の前で見てみたくなりましたね」。全日本とノアのエースが揃って応じたことで話が前進する可能性は十分。令和のオールスター戦実現の機運が高まってきた。