【プロレス大賞授賞式】岩谷麻優の狙いはベストバウトと最優秀タッグ「女子からも選んで」

2020年01月17日 05時01分

男子超えを誓う岩谷

 東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞授賞式」が16日、都内のホテルで行われた。女子プロレス大賞を受賞したスターダムの岩谷麻優(26)は「人生で初めて」という晴れ着姿で登壇した。

 授賞式の出席は先輩の紫雷イオの付き人として同行して以来2度目。落ちこぼれだった新女王は「ここは頂点を取った人しかこれない場所。お付きで来た時はここにいつか立ちたいと私が思ってはいけないほど神聖な場所だった。そこに立てた」と喜びに浸った。

 壇上からのあいさつでは胸に秘めていたプロレス大賞への「お願い」を公言した。「今年はベストバウトと最優秀タッグ賞を狙いたい。女子からも選んでくれたらと思います」。

 46回目を迎えたプロレス大賞で、女子プロ大賞と新人賞を除く部門で女子が受賞したのは2015年度に最優秀タッグ賞を獲得した長与千種の一度のみ。ただ、当時の長与のタッグパートナーは大仁田厚で、女子が単独で栄冠を勝ち取ったことはない。

 それほど高い山だが、単なるリップサービスではない。「女子レスラーは何百人といるのに女子プロ大賞の枠だけじゃ寂しい。女子は男子に比べると下と思われるけど、素晴らしいタッグや、すごい試合をする選手がいる。女子に興味のない人は食わず嫌いなだけ。見れば面白いと言わせる自信はある」と熱く訴える表情は真剣そのものだ。

「女子をアピールするため試合だけじゃなくメディアにも出ていく」。19日後楽園ホール大会で控えるのは渡辺桃を相手にワールド・オブ・スターダム王座V2戦。史上初となる“男子超え”に向けた戦いが始まる。