潮﨑が史上初「7冠」取り宣言

2013年07月31日 16時00分

右から秋山、潮﨑、諏訪魔、大森

 全日本プロレスの世界タッグ王者・潮﨑豪(31)が、史上初の“7冠奪取”に決起した。次期シリーズ最終戦(8月25日、東京・大田区総合体育館)で3冠ヘビー級王者・諏訪魔(36)に挑む潮﨑は、アジアタッグ王座だけでなく、何と世界ジュニア王座にまで触手を伸ばす。真の独占を完遂し、新時代の幕開けを告げる決意だ。

 

 潮﨑が未知の領域に踏み込む。大田区決戦前の8・17福岡・博多スターレーン大会で世界タッグ王座V3戦が行われることが正式決定。秋山準(43)とともに3冠王者・諏訪魔、大森隆男(43)組を迎撃する。

 

 諏訪魔組には28日の後楽園大会の3本勝負で敗れ、リベンジ戦ともなる。しかし、潮﨑は「3本勝負の難しさを体感できた。でも、タイトルマッチは1本勝負なんで。昨日を糧に防衛して、勢いをつけて3冠を取る」と自信は揺るがない。むしろ5冠王への思いを強めた潮﨑には、さらなる野心が芽生えた。それが4大王座の同時戴冠だ。

 

「3冠は秋山さんとやりたい思いもある。アジアには体重制限ないですよね!? ジュニアにしても5キロぐらい絞れば面白い試みもできると思う。いろんな可能性が詰まってる」

 

 実現すれば、旗揚げ41年目の全日プロで歴史上最強の男となる。しかも、王座独占には道筋を立てやすい環境が整っている。アジアタッグ王者は鈴木鼓太郎、青木篤志組、世界ジュニア王者は金丸義信で、いずれもバーニングの同門だ。潮﨑が挑戦表明すれば、拒絶されることはないだろう。

 

 意外すぎるジュニア挑戦にも大きな障害はない。挑戦資格は体重105キロ未満で約5キロ減量すればクリアできるのだ。

 

 過去の全日プロの記録では故三沢光晴さんによる6冠(3冠、世界タッグ、アジアタッグ)が史上最多。究極の7冠を成し遂げた者は当然誰もいない。

 

「熱い試合して全日本を活性化させますよ」と気合を入れ直した潮﨑。大野望に向け、まずは8月の2大決戦を突破する。