【東京女子】山下実優がスターダムの独走に“待った”

2019年12月28日 16時30分

山下は得意の蹴りで女王に返り咲く

 業界の盟主へ。東京女子プロレスのエース山下実優(24)が、2020年の一大飛躍を誓った。来年1月4日後楽園ホール大会では、団体の象徴であるプリンセス・オブ・プリンセス王座(王者は坂崎ユカ)に挑む。16年の同大会で初代王者に輝いており、縁起のいい場所で通算3度目の戴冠を狙う。これまでのシングルの通算成績は山下の6勝1敗。それでも「過去のデータは参考にならない。彼女が飛びまくるなら、私は蹴って蹴って蹴りまくって勝つのみです」と気を引き締める。

 野望がある。スターダムの独走状態にストップをかけて、12年にマットプロレスから始まった超弱小団体を業界の盟主に押し上げることだ。実際に現在は所属24人の大所帯を誇り、選手層は厚い。「私はスペイン、イギリス、アメリカで試合を経験してきた。常に対世界を念頭に置いている。国内だって独占市場が続いたら面白くないですよね?」と度胸の据わった視線を向けた。

 11月3日のDDT両国大会では、米AEWの男女トップであるケニー・オメガ、里歩とも対戦した。「大きな経験になった。もう東京女子は後退できない。団体の底上げと若手の育成がテーマです。来年から新たな時代が始まります!」。来年4月3日には初の米フロリダ大会も控えており、20年最初のビッグマッチで主役の座を奪還する。