曙が新パートナー求め“略奪愛”決意

2013年07月20日 16時00分

 新生・全日本プロレスにフリー参戦中の元横綱曙(44)が19日、新たなタッグパートナーを求めて「略奪愛」に決起した。団体分裂に伴い、浜亮太(33)との「SMOP」が活動休止となった曙は、新相棒にバーニング総帥・秋山準(43)や「GET WILD」大森隆男(43)との合体を熱望。潮﨑豪(31)と征矢学(28)から“正妻の座”を奪い取る構えだ。

 

 13年ぶりに起きた分裂騒動の余波がフリー参戦中の曙にも直撃した。

 

 角界コンビを組んでいた浜は、全日プロを離れた武藤敬司(50)が設立した新団体WRESTLE―1に入団。全日マットでSMOPを継続させることは事実上不可能となった。

 

 知らないうちに孤立してしまった曙は、未戴冠の3冠ヘビー級王座奪取を目指す一方で「この中で同じ気持ちを持ってる人を探したい。愛し合える男の人を!」と、聞きようによってはあらぬ臆測を呼びかねない表現で熱く訴えた。

 

 合体する候補は決まっている。秋山と大森だ。曙は「秋山さんとは組んでも当たってもいい。いいチームだと思う。大森さんも当たっても組んでもいい」と断言。両者とはライバルとして激闘を繰り広げてきただけに手の内は分かっている。

 

 さらに、秋山とのタッグ名を「アキボノ」、大森の場合は「WILD SMOP」と早くも命名する熱の入れようだ。

 

 ただ、どちらと組むにしても問題が発生する。秋山には世界タッグ王者のパートナー・潮﨑が、大森には長期欠場中の征矢がいる。曙が略奪すれば、捨てられる形となる潮﨑や征矢から猛反発を招くことは確実。それでも曙は「奪っちゃえばいいんだよ。向こうに組みたいと言わせるぐらいに」と、どこ吹く風だ。

 

 この日の茨城・水戸大会では意中の秋山と初コンビを結成。秋山がKENSOにランニングニーを放つと、曙は即座に肉弾プレスを連発してトドメを刺した。とても即席とは思えぬ好連係に、秋山も「強すぎて大丈夫かな。何も考えなくてもいい。年も一緒だし。アキボノ? ほぼ曙だな…」とまんざらでもない表情だった。