【OWE】CIMA 究極の目標に“上海の東京ドーム”進出

2019年11月27日 16時30分

OWEの今後について語ったCIMA

「OWE」を率いるCIMA(42)が、壮大なプランを思い描いている。昨年2月に中国初の本格的な団体として上海で旗揚げし、以降は海外に拠点を置きつつユニット「ストロングハーツ」として日本に参戦を続けてきた。10月には本部をカンボジアに移転。常に新たな地平を目指すカリスマの次の夢とは――。

 多忙な業務の合間を縫って来日中のCIMAは、年内最終戦となる12月30日後楽園ホール大会の準備に追われている。「わずかスタッフ7人で、海外も後楽園もやらなあかんのですよ。正直、12月の大会を成功させることしか頭にない。2020年は真っ白ですよ」とかつてドラゴンゲートで一時代を築いた男は苦笑した。

 しかしマット界でも一、二を争う策士がノープランで団体を運営するはずがない。「有言実行でいたいんでね。あまり大風呂敷は広げたくない」と言うものの、3年後、5年後を見据えている。上海一の大会場、メルセデスベンツアリーナ(1万8000人収容)での大会開催だ。

「いつになるか分からんですけどね。最大の夢としてメルセデスでの大会は究極の目標として忘れないでいたい」。同会場は万国博覧会やザ・ローリング・ストーンズのライブなど世界的イベントが開催されている「上海の東京ドーム」的存在。プロレスの大会が開催されるとなれば、歴史的快挙となる。

 そのための土台工事も急ピッチで進める。10月からはOWE本社オフィスをカンボジア北西部の大都市シェムリアップに移転した。しかも市内のイベントハウス(最大500人収容)では10月、毎日試合を行っていたという。「余裕もなかったので初めて話すんですけど。まあライブハウスみたいな場所で、音楽やイベントが楽しめる空間ですわ。チャージ代とドリンク代だけであらゆるエンターテインメントが楽しめる空間ですね」

 10月だけでも延べ約1万人のカンボジア国民の前でプロレスを続けたわけだが、この実績がやがて上海での大きな夢へと結実することは確か。「20年会社にいた堅実な人間なんで、未開の平野に立つとワクワクする。でも大きなことを言う前に、12月の後楽園がこけたら話にならん。ご来場お待ちしてま~す」と生粋の商売人らしいセリフで締めくくった。戦場を海外に移しても新たな夢の扉を求め続ける。

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