「KING OF DDT」飯伏初戦敗退の波乱

2013年06月29日 16時00分

 DDTシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT」が28日、新宿フェイスで開幕。ゴールデンスター・飯伏幸太(31)がヤス・ウラノ(37)に敗れる大波乱のスタートとなった。

 

 飯伏は序盤から右足に一点集中攻撃を受け、得意の空中殺法を封じられた。ならばとウラノのバンダナを奪い両手を縛るという奇襲に出たが、慣れない緻密戦法に出たためか動きが緩慢になってしまう。ラリアートからシットダウン式ラストライドに移行しようとしたところを、逆にウラノに変型首固めに捕らえられ電光石火の3カウントを奪われてしまった。

 

 新日本プロレスでIWGPジュニア王座、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアなど数々のタイトルを獲得してきたDDT随一の実力者がまさかの初戦敗退。策士・ウラノのわなにはめられた飯伏は「やられましたね。バンダナがカギになったというか。うまく逆に手のひらで転がされた」と唇をかんだ。唯一の弱点である頭脳戦に足を踏み入れたのが運の尽きだった…。

 

 同トーナメントには8月18日両国大会でのKO―D王座(現王者は入江茂弘)挑戦権がかかっていた。5月のKO―D王座戦敗戦に続いて、この日のラストチャンスも逃したことで、両国2連戦最終日のメーンの舞台に立つ権利を失った。

 

 昨年8月日本武道館大会でケニー・オメガとの死闘を制した飯伏は「去年の夏はあんなに輝いてたのに…。今年の夏は散々ですね」とガックリ。深刻なスランプ状態となりつつあるゴールデンスターに復活の日は来るのか――。